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関の刃物                     刀の作り方


       

関市に刀鍛冶が誕生したのは鎌倉時代。刀祖「元重」がこの関の地に移り住み、刀鍛冶を始めたといわれています。良質の焼刃土と炉に使う松炭、そして長良川と津保川の良質な水・・・刀鍛冶にとって理想的な風土条件を備えたこの土地にいつしか多くの刀匠が集まりました。室町時代には刀匠が300人を超え、「折れず、曲がらず、よく切れる」といわれた関の刀は、その名を全国に広めていきました。戦国時代には、武将の間で愛用され、無類の切れ味を発揮したといわれています。特に「関伝」を有名にしたのは、「関の孫六」で知られる「二代目兼元」です。兼元(孫六)は、独特の鍛刀法(四方詰め)により頑丈な刀を作ることに成功しました。その後、関市は日本一の名刀の産地として繁栄し、この卓越した伝統技能が現代の刀匠や刃物産業に受け継がれています。そして、今や世界でも有数の刃物の産地として知られています。

小瀬鵜飼

7、8、9月の乗船料金は 大人3,500円、子供2,500円 5、6、10月の乗船料金は 大人3,300円、子供2,400円だよ! すごく迫力あって一生の思い出が 出来るからぜひ行ってみてね♡                                                      

鵜飼の歴史はきわめて古く、正倉院に残る奈良時代の戸籍に、既に『鵜飼』の名が登場することなどから、この頃から既に行われていた漁法だと考えられています。鵜飼は、朝廷をはじめとする時の権力者の保護を受けて来ました。『鵜匠』の命名は織田信長によるものと言われ、又、徳川家も苗字帯刀御免等の待遇を与えていました。そして明治23年には宮内省に属することとなり、現在に至るまで小瀬の鵜匠は宮内庁式部職の鵜匠として宮中の御用を続けると共に、伝統的な漁法を守り続けています。
静寂の中、清流の心地よい瀬音を聞きながら船は動きだします。かがり火の灯りだけに照らされながら、鵜は鵜匠の『ホウホウ』という掛声に励まされ、次々に水中に潜っては魚を捕えます。小瀬鵜飼の圧巻は『狩り下り』で、手縄で操られている鵜が間近にご覧頂けるのと同時に、鵜匠の巧みな手縄さばきも十分に堪能して頂けます。岸に屋形船を留めた後には、目前を鵜船が通る『付け見せ』も行われます。
素朴な情緒で、見る者の心を打つ「小瀬鵜飼」が、奥長良川県立自然公園内の小瀬の里で5月11日夜開幕し、10月15日までの約5カ月間、鵜飼ファンを楽しませてくれます。 静寂な暗やみの中、かがり火の灯りのもと、鵜と鵜匠が川面に織りなす古典絵巻をぜひお楽しみください。



                                                                                  写真提供 関市観光協会