金華山の頂上に位置する城、「岐阜城」について紹介します。
「岐阜城」というと「織田信長」ということで岐阜市では浸透していますが「岐阜城」自体は織田信長が建てたわけではありません。
元の城主は二階堂行政(人物名です。公的機関名ではありません)という人が1201年に稲葉山の砦として築城したのが始まりです。
その後多くの人物が城主となっていき、1567年「稲葉山城の戦い」によって当時城主の斎藤龍興を信長が破り地名を「岐阜」に名づけて
「楽市楽座」を展開しました。そして天下統一の足がかりとしました。岐阜に訪れた武将は伊達ではありません。
ちなみに、岐阜城は過去に焼失しているため、現在の城は1900年代に再建されその後何度か改修工事が行われたものです。
岐阜城の城跡(石垣など)は国の史跡として指定されています。
ホームページのボタンでは見にくかったかも知れませんが、これが岐阜城です。どうでしょうか、この金華山に堂々と築いている城は。
復元されたものとはいえ、精密に再現されています。この写真は岐阜市提供です。
岐阜城内は史料展示室になっていて、天守閣は展望台になっています。
発掘で得られたものなどが展示してあるので金華山の頂上に来た際には是非見ていってください。写真は岐阜市提供です。
資料展示室、展望台への入場は入館料がかかります。