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YS-11A-500R中型旅客機

 1959年(昭和34年)に設立された日本航空機製造鰍ノ国内航空機メーカー6社が参画し、戦後はじめての国産旅客機として本機の設計、試作を行いました。試作1号機は1962年(昭和37年)に名古屋空港で初飛行しました。

 1972年(昭和48年)までに182機をもって生産を終了しましたが、本機の主翼とエンジンナセルは当地各務原で生産されたものです。

  展示機は、全日空のご好意により寄贈を受けたものです。

 量産99号機目の機体で、エアーニッポンで使われていました。1995年(平成7年)11月末に高松→伊丹間の最終フライトの後、同年12月4日、大阪空港から岐阜飛行場へ最後の飛行をしました。