US-1A救難飛行艇は、屋内に展示されているUF-XS実験機の成果を基に開発された対潜哨戒艇PS-1を水陸両用型にしたものです。
4発のプロペラ後流の利用と専用ジエットエンジン駆動による空気の吹き出しなどの高揚力装置や波消し装置によって波高3メートルの荒天の洋上にも安全に離着水できます。
展示機は、海上自衛隊第31航空群第71飛行隊(山口県岩国市)に所属していた9078号機で、海難救助や離島間の輸送などに活躍した機です。
1995年(平成7年)12月12日に岐阜基地へ最終飛行したものです。
US-1A救難飛行艇