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シュドSA316B アルウェットV型ヘリコプター

 アエロスパシャル社(仏)(現ユーロコプター社)製の傑作ヘリコプターで、この展示機体は1973年(昭和48年)に発足した名古屋市消防航空隊が導入したアルウェットの1号機です。

 シュド社が開発したアルウェット・シリーズにおいて、本格的な小型タービン機となったアルウェットUは1975年(昭和50年)まで1,305機が生産されました。

 アルウェットV型ヘリコプターはこのU型からの発達型でシュド社(仏)(現ユーロコプター社)が、エンジンのパワーアップ、キャビンを5席から7座席へ拡張するなどの改造をした性能向上型で1959年(昭和34年)に初飛行したヘリコプターです。