このページは長良川鵜飼について紹介します。
長良川鵜飼は、その歴史が古く約1,300年前までさかのぼります。鵜飼とは、鵜匠と呼ばれる鵜(正式にはウミウ)を操る人などが船に乗り、
鵜を12匹程操って川魚「鮎」を採っていくことです。古くから朝廷や武将などから保護されており、現在では宮内庁が鵜飼全般を保護しています。
主に外国人観光客や政府要人、社会科見学(市内)、修学旅行や観光で鵜飼を見られる方が多いです。かつて、チャップリンなども観光し、「ワンダフル」を
連発したそうです。他でも10府県で行われていますが、長良川はとてもきれいな川なので是非清流の国岐阜で観光されることをお勧めします!!
鵜飼の様子です。鵜匠が鵜を操っていることがわかります。
鵜は鮎を丸呑みして、鵜匠はその鵜を船に上げて鮎を吐き出させて鮎を採って行きます
この光景は、夏の夜の風物詩です。
なぜ夜に鵜飼を行うのかというと、鮎を含めてほとんどの魚は、夜は活発に動かない性質があります。
そのため、鮎があまり行動しない夜に鵜飼を行うことで鮎を多く採ることができ、また、行っている姿が
船首の篝火を主として美しさなどを出しています。
これが鵜匠が操っている鵜でもともとは海鳥です。
鵜匠は鵜を調教させるのではなく、共に生活していき、世話をして心で通じ合っているからこそ
鵜を巧みに操れるのだそうです。岐阜市に鵜匠は6名おり、それぞれ自分の鵜と共に生活しています。
ちなみに鵜匠の正式名称は「宮内庁式部職鵜匠」(国家公務員)です。
見物には、川原や堤防から見ることもできますが、屋形船があります。
屋形船については、事前に申し込みが必要なので、岐阜市鵜飼観覧船事務所に問い合わせるか、ホームページをご確認ください。
もちろん有料ですが、時期や行事により割高になったりしますので必ずご確認ください。
問合せ先 | 岐阜市鵜飼観覧船事務所 |
住所 | 〒500−8009 岐阜市湊町1−2 (長良橋南側右上の写真) |
電話 | (058)−265−0104 |