揖斐二度桜
 名の由来である「二段咲き」の花に、遅咲きの八重の花の中にまれに現れます。二度咲きの花は年によって出現率が、異なり、全く現れない年もあります。
 天保時代の1838年、初代の揖斐二度桜は暴風雨のため倒木してしまいました。この初代の根元からの若芽を育てたものが2代目の桜です。この2代目は大正12年に、国の天然記念物の指定を受けましたが、昭和9年に枯れてしまいました。
 現在は2代目の根元から成長した幼木4本を株分けして育てたものです。平成21年2月21日、生育地と生育地内の同種のサクラすべてが、天然記念物に指定されました。
 このように揖斐二度桜には、長い歴史があり、大事に育てられています。
 花の見ごろは、4月上旬〜下旬あたりです。お花見シーズンには、ぜひ来てみてください。
 
 二度桜とは、名前の通りに一年に二度咲くわけではありません。二度桜は、一つの木に四種類もの花をつける珍しい桜です。花の色も、白・薄いピンク・濃いピンクとバラエティに富んでいます。
??揖斐二度桜とは??