2号〜6号が前方後円墳、1号と7号〜12号が円墳です。1号と7号は前方後円墳が削り取られて円墳になったという説があります。
そのうち1号〜6号には名前がついています。
- モタレ 円墳。前方部が削られたような痕跡があり、前方後円墳の説がある。1989年(平成元年)度の調査では、周壕が確認され、木器(鋤?)が出土した。
- 不動塚 前方後円墳。
- 南屋敷西 前方後円墳。周壕と外堤をもっている。築造年代は、出土の円筒埴輪から5世紀後半と想定された。
- 登越 野古墳群最大の前方後円墳。全長83m、後円部径52m、後円部高さ7.3m、前方部長42m、前方部高さ5.8m。
- 南出口 前方後円墳
- 乾屋敷 前方後円墳
濃尾には、たくさんの古墳があるといわれています。かつて大野町には、20基以上の古墳があったとされています。しかし多くが開墾され、農地になってしまいました。現在では12基が残存し、そのうち9基は史跡に指定されています。