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れんがき
連柿とは干し柿のことです。
伊自良地区の約40軒の農家が生産しています。
11月冷え込んでくると作り始めます。
「伊自良大実(いじらおおみ)」という渋柿を使い、皮をむいて串とわらを使い一連30個編みあげます。
このとき伊自良地区では、軽く硫黄燻蒸してから日当たりの良い軒先にかけます。
これらの作業は、すべて農家の人の手作業です。
千連・二千連軒先にかけるときれいなオレンジの玉暖簾のようになります。
伊自良ならではの風景で、この時期は多くのカメラマンが訪れる有名人気の高い風景です。
一か月近く経過するとあめ色に変色し甘みが凝縮されます。
すると柿糖がふきだし、うっすらと雪をかぶったように白くなります。
連柿は地元での消費が高く、市内の販売所で売られています。
おやつとして食べるほかに、正月の縁起物・迎春用の贈り物としても親しまれています。
全国からお取り寄せが増加するなど人気も出てきています。