白山神社 はくさんじんじゃ

場所:東深瀬

全国各地、県下にもたくさん建立された白山神社のうちのひとつです。
山県市にも白山信仰が盛んに行われていたことがわかります。

この白山神社は神護景雲2年(768年奈良時代あたり)
「郷内を守護する」との神のお告げを受け、崇めるようになったと伝えられています。

拝殿は文亀2年(室町時代 1502年)に建造されたといい伝えられ
屋根がなだらかに勾配し、4つの角がはね上がっている形は室町時代の建造物の特徴です。
国の重要文化財にも指定されています。

この白山神社は室町時代に結成されるようになった、農民の自治的共同体「惣」の
集会場になっていたようです。
とても静かで簡素な場所ですが、当時にはピッタリの場所だったのだと思います。





白山神社

   住所:東深瀬 〒501−2104
         岐阜バス 岐北線「谷合」行き、「塩後」行き
                    バス停「焼け橋」で降車