三光寺さんこうじ

場所:富岡

真言宗派の寺院で、通称山あじさいの寺・あじさい寺と呼ばれています。
弘法大師がこの地に滞在されたことがはじまりとされます。
三光寺という名前の由来は江戸時代(1656年ごろ)霊跡の再興を行っていた際、この地の武儀川の淵が光っており、
調べてみると薬師如来像・阿弥陀如来像・聖観音像の三体の仏像だったという。
この仏像を安置したことから三光寺と名付けられました。

三光寺はあじさいが有名な寺です。
境内一面に140種9000株の山アジサイが咲き誇り、東海一の規模です。
6月初旬〜7月初旬ごろが見ごろです。

あじさいといえば水色や薄紫など淡くきれいな色を思い浮かべますが、
三光寺には『紅(くれない)』というあじさいがあるのです。
このあじさいは山アジサイの一種で、咲き始めこそ純白の花びらを咲かせますが、
徐々に赤く染まり、最後には真っ赤に色付きます。
また、ピンク色の珍しい『アナベル』も境内に咲き、人気のある山あじさいです。
他にも三光寺には、よく目にする『舞妓アジサイ』・大きな花びらの『清澄沢アジサイ』など
メジャーなアジサイも至るところに咲いています。

三光寺では6月初旬から『あじさい祭り』を開催しています。
あじさいの苗が販売されます。
一度だけでなく何度か訪れると、開花時期の違うあじさいが咲いていてとても新鮮です。





 三光寺
     住所         富永671−1
                 岐阜バス岐北線最寄りバス停「富永」徒歩8分